結婚式準備・基礎知識
更新日: 公開日:
マタニティウエディングとは?ベストな時期・準備・おすすめ挙式スタイル
目次
妊婦でも結婚式って挙げられるの…?

「おなかに赤ちゃんがいるけれど、結婚式は諦めたほうがいいのかな…」と迷っているふたりもいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、時期と体調に配慮すれば、妊娠中でも結婚式は挙げられます。
この記事では、マタニティウェディングにベストな時期から、コンパクトに進める準備のダンドリ、身体に負担をかけにくい挙式スタイルやドレス選びまでを順に解説します。
▼この記事の3つのポイント
- 挙式のベストタイミングは、つわりが落ち着く妊娠5〜7ヶ月(安定期)
- 式場探しから当日まで、2〜3ヶ月のコンパクトな準備でも間に合う
- 体調に不安があるなら、挙式のみやフォトウェディングなど負担の軽いスタイルも選べる
そもそもマタニティウェディングとは?

マタニティウェディングとは、新婦が妊娠している状態で挙げる結婚式のことです。妊娠がわかってから入籍・挙式へ進むケースや、結婚式を決めてから授かることもあり、マタニティ婚とも呼びます。また出産後に子供と結婚式を行うことはパパママ婚と呼びます。
マタニティであっても式次第そのものは特別ではなく、挙式やパーティの内容は一般的な結婚式と大きく変わりません。
違うのは、新婦の体調を軸に日程や当日のスケジュールを組み立てる点です。式場によっては短い期間でも進められるマタニティプランを用意しており、妊娠中でも準備しやすい環境は年々整ってきています。
妊娠中の挙式にベストな時期・注意する時期

マタニティウェディングを挙げるなら、体調が安定しやすい妊娠5〜7ヶ月がもっとも安心です。
ここからは、この時期がすすめられる理由と、避けたい時期をあわせて解説します。いずれの場合も、候補日を決める前にかかりつけ医へ相談して進めましょう。
ベストタイミングは体調が安定する妊娠5〜7ヶ月(安定期)
妊娠5〜7ヶ月がおすすめといわれている理由があります。
つわりの症状が落ち着き、体調が読みやすくなることが理由に挙げられます。一般に妊娠16週ごろに胎盤ができあがることから、妊娠5ヶ月以降を安定期と呼ぶことが多くなっています。
おなかのふくらみもまだ大きくなりすぎず、ドレスのシルエットを選びやすいのもメリット。マタニティウェディングなら、この3ヶ月を軸に日程を逆算すると計画が立てやすくなります。
妊娠初期・妊娠8ヶ月以降は避け、かかりつけ医へ相談を
妊娠初期(2〜4ヶ月)と妊娠8ヶ月以降は、日程として避けるのが無難です。
初期はつわりが重くなりやすく、当日の体調が読みにくい時期にあたります。妊娠8ヶ月以降は体が出産に向けた準備に入るため、長時間の外出や立ち続ける時間が負担になりがちです。
そして何より大切なのが、候補日が固まった段階でかかりつけ医に「結婚式を挙げる予定がある」と伝え、相談することです。妊娠の経過は人それぞれのため、医師の判断を最優先に日程を決めてください。
【早見表】マタニティウェディングの準備スケジュール

マタニティウェディングは、2〜3ヶ月というコンパクトな期間でも準備できます。
体調の良い時期に合わせて動けるよう、式場探しから当日までのダンドリを早見表にまとめました。各時期にやることとポイントを順に見ていきましょう。
▼スケジュール早見表
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 3〜2ヶ月前 | ・式場の情報収集 ・見学と見積もりの比較 ・式場の決定と申し込み | マタニティプランの有無を最初に確認する |
| 2〜1ヶ月前 | ・ドレスの試着と決定 ・ゲストのリストアップ ・招待状の作成と発送 | 試着は体型の変化を見込んで複数回 |
| 1〜3週間前 | ・演出の決定 ・料理と装花の確定 ・席次表の作成 | 打ち合わせはオンラインも活用する |
| 2週間前 | ・ヘアメイクリハーサル ・当日の進行の確認 ・ドレスの最終フィッティング | 体調の変化はその都度プランナーへ共有 |
| 1週間前 | ・持ち物の最終確認 ・当日の連絡体制の確認 ・体調を整えて休養 | 予定を詰め込まず、休むことを優先 |
3〜2ヶ月前:式場探し・式場を決定
はじめの1ヶ月でやることは、式場を決めきることです。見学は1日に何件も回らず、1〜2件にとどめると体への負担を抑えられます。
マタニティウェディングに慣れた式場なら、見学中の休憩や当日の医療体制についても具体的に答えてもらえるはずです。見積もりの比較では、費用だけでなく日程変更やキャンセルの条件もあわせて確認しておくと安心につながります。
2〜1ヶ月前:ドレス選びやゲストの招待準備
この時期は、ドレスとゲストまわりを並行して進めます。ドレスは体型が日々変わるため、一度の試着で決めきらず、本番までに数回調整する前提で選びます。靴も高いヒールは履かないことを事前に伝えておきましょう。
招待状の発送もこの時期がタイムリミットです。少人数なら、電話やメッセージでの口頭案内に置き換える方法もあります。準備は新郎にも分担してもらい、新婦が動く量を減らすのがポイントです。
1〜3週間前:演出や料理・装花など具体を確定
1〜3週間前は、挙式やパーティの中身を固める時期です。料理は、食事制限のあるゲストの分を確認しつつ、新婦が食べられるメニューかどうかもプランナーへ伝えておきます。
演出は数を欲張らず、座ったままできるものなど簡単なもの1〜2つに絞るのがポイント。決めることは多いものの、オンラインの打ち合わせを組み合わせれば来館の回数は減らせます。
2週間前:ヘアメイクリハーサルや当日の進行確認
2週間前は、当日の姿を具体的に確認するタイミングです。ヘアメイクリハーサルでは、当日のドレスに合わせた髪型とメイクを試し、体調がすぐれないときの代替案も相談しておきましょう。
あわせて進行表を受け取り、退場や着替えのタイミング、休憩をはさむ位置を確認します。最終フィッティングでは、おなかまわりに余裕を残す調整を依頼しておくと安心です。
1週間前:最終確認をしたら結婚式に備えよう!
ここまで来たら、やることは確認と休養だけです。
持ち物リスト、両家の集合時間、母子健康手帳や保険証など、当日に必要なものを一覧にしておきます。体調が急に変わったときの連絡先も、式場側の窓口を含めて決めておくと落ち着いて動けます。
前日は予定を入れず、しっかり眠ることを優先してください。頑張りすぎるより、体調を整えて迎えるほうがふたりらしい一日につながります。
あわせて読みたい▼ 【完全版】結婚式の準備でやることリスト|決めること&準備するもの
後悔しないために!マタニティウェディングで無理をしない4つのポイント

マタニティウェディングで何より優先すべきは、当日の体調です。ここでは、身体づくり・情報共有・打ち合わせの進め方・当日のスケジュールという4つの観点から、無理をしないためのポイントを整理します。
1. 結婚式当日を楽しむためにダイエットは禁物
妊娠中の減量は行わず、医師の指導する体重管理に沿って過ごしてください。
結婚式当日は、笑ったり泣いたり写真に応えたりと、思っている以上に体力を使います。無理な食事制限で体力が落ちていると、その一日を楽しみきれません。
ドレスはシルエットで体型をカバーできるため、痩せる必要もない、と考えてください。当日はナチュラルな美しさを大切に迎えることを目標にしましょう。
2. 食事制限や体調の変化は早めにプランナーへ伝える
妊娠中であることは、式場に隠さず共有するのが正解です。
プランナーには、生ものを外した料理の提案、控室の確保、休憩をはさんだ進行など、伝えられて初めて動ける準備がたくさんあります。
マタニティウェディングでは体調が日ごとに変わるため、打ち合わせのたびに現状を共有しておくと当日の対応も具体的になります。近くの産院や緊急時の連絡先も式場と共有しておくと安心です。
3. 打ち合わせは電話やメールも活用して負担を軽くする
打ち合わせは、来館だけにこだわらなくて大丈夫。電話・メール・オンライン通話を組み合わせれば、移動の負担をかなり減らせます。
とくに装花や席次表の確認など、資料のやりとりで済むものは非対面で進めやすい項目です。来館は、試着やリハーサルなど身体で確かめる必要があるものに絞りましょう。
対応の可否は式場ごとに異なるため、申し込み前の相談がおすすめです。
4. 当日はゆとりのあるタイムスケジュールを組む
当日は、休憩を前提に組み立てるのがポイントです。支度から挙式、パーティ、お見送りまでを詰め込むと、途中で体力が続かなくなることも。
中座のあとに20〜30分の休憩をはさむ、お色直しは1回にとどめるなど、余白をつくっておくと安心できます。靴はヒールの低いものを選び、二次会は同日を避けて別日に設けるほうが身体への負担は軽くなります。
マタニティウェディングにおすすめの挙式スタイル

マタニティウェディングの挙式スタイルは、大きく4つに分けられます。体調や準備にかけられる時間、招きたいゲストの人数によって、選ぶべきスタイルは変わります。
まずは早見表で全体像をつかんでから、それぞれの特徴を見ていきましょう。
| 挙式スタイル | 挙式+披露宴 (マタニティプランがおすすめ) | 挙式+会食 (リゾートウェディングがおすすめ) | 挙式のみ | フォトウェディング |
|---|---|---|---|---|
| 写真 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 画像出典:アールイズ・ウエディング |
| 概要 | ・友人や職場のゲストも招く ・演出やスピーチを楽しめる ・招待客は50名前後が目安 | ・家族や親族中心の少人数 ・挙式後に食事の席を設ける ・招待客は10〜20名が目安 | ・挙式だけを行う ・所要時間は1〜2時間程度 ・ゲストは家族のみでも可 | ・写真撮影だけを行う ・スタジオ / ロケーションを選べる ・体調に合わせて日程を動かしやすい |
| 準備期間 | 3〜6ヶ月 | 2〜3ヶ月 | 1〜2ヶ月 | 2週間〜1ヶ月 |
| 費用目安 | 約343.9万円 | 約157.9万〜192.3万円 (ゲスト10〜20名) | 約30万〜40万円 | 約26万円 |
| こんなふたりに | ・大勢に祝ってほしい ・演出にこだわりたい ・準備の時間を確保できる | ・家族との時間を大切にしたい ・準備の負担を抑えたい ・非日常の景色で挙げたい | ・体調を最優先したい ・短い期間で叶えたい ・費用を抑えたい | ・体調に不安がある ・記録を残せれば十分 ・出産後に式を考えたい |
賑やかな結婚式を諦めたくないなら「挙式+披露宴」

妊娠中でも、大勢のゲストに祝ってもらう結婚式は叶えられます。友人や職場の人も招き、演出やスピーチのある一日を過ごせるスタイルです。
準備する項目は多くなるため、短い期間でも組み立てられるマタニティプランのある式場を選ぶと負担を抑えられます。日程変更の条件をゆるやかにした特典がつくこともあるため、申し込み前に内容を確認しておきましょう。
▼こんなふたりにおすすめ!
- 友人や職場の人にも囲まれて祝ってほしい
- 演出やスピーチのある賑やかな一日にしたい
- 準備にある程度の時間を確保できる
気負わず家族とアットホームに過ごす「挙式+会食」

家族と近い距離で過ごしたいふたりに向くのが、挙式のあとに食事の席を設けるスタイルです。
ゲストが10〜20名程度に収まるため決めることが少なく、準備期間も2〜3ヶ月ほどで組み立てられます。進行も堅苦しくないため、新婦が途中で休憩を取りやすいのもメリットです。
マタニティウェディングと相性がよく、体調に合わせて当日の内容を柔軟に調整できます。
▼こんなふたりにおすすめ!
- 家族や親族とゆっくり過ごす時間を大切にしたい
- 準備にかける手間と時間を抑えたい
- かしこまりすぎない雰囲気で祝ってほしい
関連記事
-
結婚式準備・基礎知識
2026.07.30
お金・費用少人数婚・家族婚チャペル結婚式とは?早見表でわかる挙式スタイルの違い&失敗しない選び方
-
結婚式準備・基礎知識
2026.07.10
披露宴・パーティ結婚式の披露宴とは?何するの?披露宴スタイルや費用・よくある質問
-
結婚式準備・基礎知識
2026.06.20
お金・費用少人数婚・家族婚親族のみの結婚式費用を完全ガイド!知らないと損する自己負担額と節約術
-
結婚式準備・基礎知識
2026.04.25
お金・費用披露宴・パーティ結婚式費用は誰が出す?一般的な負担割合や両家で相談しておくこと
-
結婚式準備・基礎知識
2026.04.10
グアムハワイ少人数婚・家族婚沖縄家族のみで行う結婚式|魅力・費用・準備・人気エリアをご紹介
-
結婚式準備・基礎知識
2026.04.05
お金・費用グアムハワイ披露宴・パーティ沖縄海外挙式の費用相場|挙式やパーティなどかかる費用の内訳を徹底解説


